最近
少し大学院生活にも慣れてきて、
大体予習復習のリズムもつかめたところで。
通訳のバイトがはいった。
美容室関係の通訳。
まぁ、会議とかじゃないから、その分初心者の私でも大丈夫。
ただ単に通訳をしてればいいわけじゃなくて。
やっぱりビジネス、と一言で言っても、日本のやり方とフランスのやり方、
フランスが求めることと日本が求めること、
双方の意見の食い違いや文化的側面まで問題になる。
相互理解、っていうのが重要だし、ビジネスだから、っていって
単純に欧米式が受け入れられているわけじゃなかった。
日本は西洋の文化をたくさん受け入れて、企業形態とか生活スタイルまで
かなり欧米化されている。
・・・と思ってたけど。
そんなの100%は無理だ、ということ。
それを実感した。
たしかに、スタンダードとか、グローバル化、とかで統一化されてきた側面は多々あるし、
それなしにはもう回らない。
もちろん、「日本的」とか「フランス的」とか、「○○的」っていう言い方にも抵抗がある。
「西洋的」とか「欧米式」という言い方もある種の単純化だと感じる。
でも、二つの国の間には違いがあることは確かだし、それをまったく同じにするには、
「良い、悪い」以前に無理がある、ってこと。
つまり。
グローバル化を生きることで、統一化されていく過程を経験した上で、
各自、アイデンティティを強調し、前面に出したくなる、という側面ももちろんある。
でも、それよりも、今ある慣習や、人々の間の無意識的な理解というものが
かなり強くて、避けることができないものである、ということ。
それぞれお互いの文化が形を変えつつ、お互いを受け入れていくことが、「必要」だということ。
実際の現場を見て実感した。
そこから新たなものがまた生まれるんだ、とも感じた。
百聞は一見にしかず、とはこのこと。
ちょっと話は変わるけど。
最近は劇を見に行ったり、難民映画フェスティバルに行ったりして、
芸術から刺激をたくさんもらった。
劇なんてほとんど初めて。
こまつ座で井上ひさしの「父と暮らせば」に行ってきた。
出演はたったの二人。
セットも最初から最後まで変わらない。
それなのにひとつひとつの台詞が状況を見事に描き出す。
役者さんたちの演技力だけで涙を誘い、笑いを誘い、その場を激変させる。
人間が作り出す世界、空間。
映画は、Le dernier maquisというフランスの映画。
監督自身がアルジェリアからの移民で、イスラム教徒。
労働者の現状と、そこに絡む宗教や人の心を見事に描いていた。
この映画も、ほとんどシーンは同じ場所。
人間が動き、話すことで作り出されるものをここでも感じた。
知らないところに自らを投じることで得られることは多いし大きい。
行動しないことには始まらないってこのことだね。
なんかばらばらとした話題になっちゃったけど。
最近の報告。
大体予習復習のリズムもつかめたところで。
通訳のバイトがはいった。
美容室関係の通訳。
まぁ、会議とかじゃないから、その分初心者の私でも大丈夫。
ただ単に通訳をしてればいいわけじゃなくて。
やっぱりビジネス、と一言で言っても、日本のやり方とフランスのやり方、
フランスが求めることと日本が求めること、
双方の意見の食い違いや文化的側面まで問題になる。
相互理解、っていうのが重要だし、ビジネスだから、っていって
単純に欧米式が受け入れられているわけじゃなかった。
日本は西洋の文化をたくさん受け入れて、企業形態とか生活スタイルまで
かなり欧米化されている。
・・・と思ってたけど。
そんなの100%は無理だ、ということ。
それを実感した。
たしかに、スタンダードとか、グローバル化、とかで統一化されてきた側面は多々あるし、
それなしにはもう回らない。
もちろん、「日本的」とか「フランス的」とか、「○○的」っていう言い方にも抵抗がある。
「西洋的」とか「欧米式」という言い方もある種の単純化だと感じる。
でも、二つの国の間には違いがあることは確かだし、それをまったく同じにするには、
「良い、悪い」以前に無理がある、ってこと。
つまり。
グローバル化を生きることで、統一化されていく過程を経験した上で、
各自、アイデンティティを強調し、前面に出したくなる、という側面ももちろんある。
でも、それよりも、今ある慣習や、人々の間の無意識的な理解というものが
かなり強くて、避けることができないものである、ということ。
それぞれお互いの文化が形を変えつつ、お互いを受け入れていくことが、「必要」だということ。
実際の現場を見て実感した。
そこから新たなものがまた生まれるんだ、とも感じた。
百聞は一見にしかず、とはこのこと。
ちょっと話は変わるけど。
最近は劇を見に行ったり、難民映画フェスティバルに行ったりして、
芸術から刺激をたくさんもらった。
劇なんてほとんど初めて。
こまつ座で井上ひさしの「父と暮らせば」に行ってきた。
出演はたったの二人。
セットも最初から最後まで変わらない。
それなのにひとつひとつの台詞が状況を見事に描き出す。
役者さんたちの演技力だけで涙を誘い、笑いを誘い、その場を激変させる。
人間が作り出す世界、空間。
映画は、Le dernier maquisというフランスの映画。
監督自身がアルジェリアからの移民で、イスラム教徒。
労働者の現状と、そこに絡む宗教や人の心を見事に描いていた。
この映画も、ほとんどシーンは同じ場所。
人間が動き、話すことで作り出されるものをここでも感じた。
知らないところに自らを投じることで得られることは多いし大きい。
行動しないことには始まらないってこのことだね。
なんかばらばらとした話題になっちゃったけど。
最近の報告。
<< Home