熱狂の日
la folle journee...
クラシックの音楽祭。
GWは、そのお祭りでボランティア。
基本的には、フランス人の記者に同行して、必要だったら通訳する、っていう仕事。
問題は、
その記者が、かかわった人たちにことごとく迷惑がられ、嫌われれるような
わがままさんだったこと。
だから、いろんなコンサートに行くたびに、
イベント側と記者側が険しい雰囲気になり・・・
そして通訳者というのは、
なぜか、とばっちりを受ける。
つまり、両方ともお互いの言ってることがわかんない。
でも、怒ってる。
通訳中でも口をはさんで、何言ってるの?って聞いてくる。
そして両方とも、怒りをあたかも通訳者が悪者かのようにぶつけてくる。
一度は、スタッフに、こちらの不手際なのに、通訳さんに荒い口調で話をしてしまいすみませんでした。
って言われたくらい。
まぁ、でもでも。
ものすごくたくさんの演奏を
久しぶりにホールで聴けた。
音は触れないし見えない。
シューベルトやベートーベンの曲は
何度も聴いたことがあっても、その日、その場で聴けるその人の演奏は
その場限り。
何百年も前に作曲されたものでも、永遠に「現代的」とはそういうことかもしれない。
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「まずはじめに自分が何者であるかを断定し、そのうえで、勇気をもってそのアイデンティティを手放し、それによって帰還の道を見いだす。これが音楽の本質」
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