Thursday, July 16, 2009

伊豆旅行


4日間、二人で軽を借りて伊豆へ。
一日目は箱根。
とにかくものすごい風だった。
こんなにすごい風は今まで経験したことないってくらいすごかった。
普通に飛ばされそうだった。

二日目にはポーラ美術館に行ってきた。
前から行きたいとは思ってたんだけど、こんなにいい美術館だとは。
内容は、肖像の100年、モディリアーニ・ルノワール・ピカソ。
魅力的っしょ。
本当によかった。

美術館は絵と自分の空間。
上野の展示会とかになると、
人が多すぎて、人と自分の空間が気になりすぎて展示物に集中できなくなる。
絵があればいい、ってもんじゃないよ。

二日目午後からは、伊豆半島を西側から東側へ車でぐるっと。

行ったところはそれぞれ魅力的で。
印象に残った場所は、土肥っていう小さな港町での朝ごはん。
釣り船が帰ってくるところを見ながら、テトラでのんびり。

それから、河津の滝、旧天城のトンネルの辺りでの散歩。
自然の音、美味しい空気は人を落ち着かせる力がある。

印象に残った食べ物は、見たことも無いくらい大きなお寿司。
稲取っていう小さな港町のおすし屋さん。
そこの目玉は金目鯛のお寿司。
よく似た親子が握ってくれた。
ちなみに貸切。

ちょうど三年前にフラ研のメンバーで行った伊豆。
花火をやった浜辺にたまたま行ったり、最後に食べたイタリアンは伊東にあったんだ、と気づいたり。

のんびりの旅は天気にも恵まれたし、
楽しい会話にも恵まれた。

見るもの、聞くもの、触れるものが新鮮だった。
旅につき物のハプニングも、笑い飛ばせて。

修士論文のことでモヤモヤしたり、就職についてごちゃごちゃ悩んだりしてたから
こうやって旅行をしたことで、忘れようと思ってた。
でも、けっきょく忘れることはなくて
距離を置いたことによって、
いろんなことが実は自分の中で少しずつ消化できてきているな、と思えた。
これ、大事。
こういう時間があるから、次に進もうと思える。