Monday, October 06, 2008

やっと。

久しぶりに更新。
とっくに帰ってきてます。

ロンドンは1ヶ月もあるとかなりマイペースで時間がすごせたからよかった。
限られた時間で、やりたいことも削らなきゃいけないような旅行じゃなくて。

ロンドンでは美術館がタダ。これは美術館好きな私としてはかなりすごい。しかも上野美術館みたいに、絵の前に列が・・・なんてことは絶対ないし。

みたものを羅列しても意味ないだろうし、どんだけすばらしかったか、なんて私がここに書いても陳腐な文章で終わってしまうからしないけど。絵に囲まれて、好きな絵の前で立ち止まる。
画家たちがどんな人生を歩んで、どんな性格をしていたのかなんてわからないし、彼らが言いたかったこととは見当違いのことを理解しているかもしれない。でもそれでいいのかな、と。哲学の授業で「美とは何か」っていうのがあったのを思い出す。主観で語れるのか・・・。
ま、とにかく。満足したということです。ちなみに、最近Somersetの”The Moon and Sixpence”がおもしろかった。ゴーギャンをモデルにした物語。おすすめ。ものすごくゴーギャンが見たくなった。

イギリスでは田舎町に行って、シェイクスピアの生家に行ったり、エルガーの生家にも行った。作曲家や作家たちがどんな家に住んでいたのか、何を趣味としていたのか。
もう死んだ人の家でしょー。といわれたそれまでだけど、私の中では得るものがあった。ただ、シェイクスピアの家に関しては、なんだか「ディズニーランド」のような感じで、置いてあるものも説明も好きではなかったな。ちょっと残念。
フランスはパリだけじゃなくて、ノルマンディにも連れて行ってもらった。Etretat の絶景には感動した。食べ物もやっぱりフランスの方がおいしかった・・・。海渡っただけなのになぜ・・・。

イギリスだから食べ物の話はちょろっとしとく。食材は、マーケットとか見に行っても、スーパーを見に行っても、思ったけど、実際すごく新鮮。種類も豊富。だから自分で料理したらかなりおいしいものができる。ただ、レストランとかに行くと、ヤバイ。食材がないている。「センスの問題だろう」、で大野家では片付けられましたが、実際どうなんだろうな。『イギリスはおいしい』、っていう本があったけど、まだ読んでない。けっこうおもしろいらしいです。

そんなわけで、この一ヶ月で思ったこと、感じたこと、観たこと、食べたもの、全部書いていてもしかたないのでここらへんで。

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昨日は久しぶりに三人でご飯!と思いきや、一人風邪でダウン。体調整えるのが先決。三人とも東京にいるんだしね。渋谷のコンコンブルはすごくおいしかった。なんでかおりと私が双子と言われたのかは謎・・・。

もう大学院も冬学期が始まった。なんだか時間はあっという間に過ぎていく。自分のやりたいこと、やりたくないこと、忘れずに。