Friday, April 27, 2007

無知と罪

フランスの選挙を見たり、
友達と話したりして、
最近考えたこと。

何も知らずに言ってしまうこと。
それが全くの無知に基づいていると
あまりにもショックで罪な発言でも
その相手になにも言えず
ただただ唖然としてしまう。

ちゃんと問題点を把握して
それを知っていて
罪な発言をする人

どっちが怖いって、多分最初のタイプ。
何も知らないから
思い込みで物事を理解して
それ以上踏み込んで考えることは「できない」

ある人がわかりやすい説明をしたら
そうだそうだ、ってうなずいて終わる。
そしてそれがほとんどの人だったりする。

大衆を動かす力。

民主主義は結局、ある程度の知識を持っている人も
何も知らない人も、考えようとする人も、ただただうなずくだけの人も
すべてが対等の立場にいる。

上に立つ人。
そういう人は、大衆をどうやって動かすかを心得ている人。
カリスマ性、って言ったりする。

私の場合も、何も考えずにのみこんで、へぇ~、ってバカみたいに納得していることが多いんだろう。
なんでも信じやすいからね、私。
でもそう思うと怖くなる。
いろいろと知ろうと思っても
全部を知ることは無理。
ただ、ひとつひとつの物事に真剣に向き合って
きちんと考えるってことをするべきなんだろうな。
物事には必ず何通りもの見方がある。

「無知は時として罪になる」