カレー屋のハリさん。
この前連れて行ってもらった井荻にあるインドカレー屋さんのコック、ハリさんのお話。
そこで私は異常に(ホントに飛び上がるくらい)辛い漬物みたいなものを食べた。
辛いものが割りと好きな私ですら、びっくり。
涙出そうになりながら、これはヤバイ!!と騒いでたら、コックのハリさんが、
「一口食べてみたら辛かったから、といって食べるのをやめてしまうのはもったいない。
インドの辛さは、一口目と二口目では違うよ。
どんどん食べていけばいくほど、もっともっと欲しくなる、そんな辛さですよ。」
そして。
「食べ物だけではないよ。
例えば、外国人に最初会ったときはびっくりするし、話すのが恥ずかしいでしょ。
でも何度も会ったり、話すうちにそんな気持ちはなくなっていく。
世の中何事もそうですね。辛さみたいなもの。
最初であきらめてはダメ。」
なるほどねー。
ハリさんの考え方、好きだなー。
でもでも。
この漬物は辛いよー!二口目は厳しい・・・と私が言ってると。
「うん。これはこのまま食べる人は多分いないね。
スパイスの辛さじゃない。ただ辛いだけ。」
おいおい・・・そういうことね。
ちなみに何の漬物?って聞いたら。
「これは唐辛子。そのまんまの唐辛子ね。」
だってー!ひえ。そりゃ辛いさ・・・。
でもハリさんの話しは面白かったし、よく笑う陽気なコックさんでした。
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